発達障害とトラウマ

4月 15, 2019 0 投稿者: admin

先天的な脳の障害が、行動や言動に特性をもたせ、社会的なコミュニケーション能力を妨げる、などと言いわれている「発達障害」ですが、それとは逆の意を示すもので、後天的に現れる「発達障害」を提唱する説にも注目が寄せられています。

後天的な脳機能障害として、多くとりあげられている影響が「トラウマ」というものになります。「トラウマ」とは、様々な場面で使用されているワードなので、その意味は多くの人が知り馴染んでいるのではないかと思いますが、実際トラウマとはどのような状況を言い表わすのでしょうか?

●「トラウマ」・・・心的外傷
衝撃的な出来事や、大きなショックを得るような出来事が身に起こる事で、起る精神的な内面性の心の傷。事故、災害、犯罪、戦争などの、生死に関わるような状況で起る事が考えられています。

「トラウマ」とは、非日常的な出来事の中で起り得る、心的な傷と考えられていますが、日常的な日々の暮らしの中でも、人々が受ける心的なストレスが原因によるトラウマ的な障害が内面に現れる症例が、報告されているようです。その例としてあげられる出来事をいくつかご紹介していくと、虐待、暴行、いじめ、両親の離婚など、皆さんの身近な問題に起因するものもいくつかあります。このような身近な日常で起こりうる「トラウマ」は、「発達障害」につながる脳障害をもたらすとの研究結果も報告されているようです。その他、社会的な対人関係のトラブルに起因するようなストレスや、誹謗中傷などの被害的な経験をした人などにも、発達障害につながるような脳障害がみられるとのデータが集められています。発達障害には、まだまだ不明点が多いのですが、「社会的コミュニケーション」というワードが鍵になりそうです。