発達障害と社会的心の発達

6月 20, 2019 0 投稿者: admin

発達障害は、脳機能の障害、または、認知機能の障害と言われていますが、「心の発達」と、どのような関係性があるのでしょうか?

皆さんは、「発達障害」を病気であると認識していますか?

そう判断している人も少なくないと考えています。世の中の情勢としては、発達障害を持つ人々を、マイナスの面でとらえている風潮が主であると感じています。ここで明確に説明させて頂きたい事は、病気は治療をすることで、緩和、快復に向かいますが、発達障害は、治療という分野の過程で改善していくものではなさそうだという点です。「発達障害」は「発達」していく事で、その障害や症状が改善していくという特徴があります。人間が成長していく過程で、全てを万全に成し遂げて成長をしていくという保証はありません。なんらかの取りこぼしがある事もあるでしょう。健常であることへの発達が、何かしら要因によりある一部分の発達に遅れが出て、アンバランスに時が経ち、経過する過程で、もし皆さんが成長を遂げたとしたら、何かしらの能力が周囲の人々と比較して劣っている可能性もありますよね。そんな、ある一部分の発達の遅れが、「発達障害」なのだとしたらどのようにお考えになりますか?重要な事は、そのように発達の障害を抱える人々を、社会的環境から、追い出してしまわない社会づくりを行っていく事です。「発達障害」は、まだまだ、未知の部分を抱えていますが、実際に、発達障害を抱えた人の、発達的障害を詳細に分析できる技術が得られれば、その未発達な部分の発達を促すことも可能になるかもしれません。未発達な部分に、何かしらのサポートをする事で、発達障害に改善がみられれば、「発達障害」は障害ではなくなります。小学校や中学校で、同学年の子どもが整列をすると、背の高い子や低い子が混同しています。発達には、個人差があるものです。その中で、様々な要因が影響を及ぼして、時に人間の成長や発達に、未発達な部分が出る事もあるでしょう。発達障害を解明することは、人間の成長や発達を紐解くことでもあります。そのような障害を抱えることで、一部の人々が心の不安や社会的不安を抱いてしまわぬよう、見守りの社会を築いていける社会環境を考えていきたいものです。「発達障害」の問題は、個人の問題ではなく、社会的な問題として、社会的な心の発達がまず必要となりそうです。