予測できない行動をとる子ども達

2月 5, 2020 0 投稿者: admin

大人が子どもとコミュニケーションをとれたと感じる時、それはお互いの意思疎通が出来た時ではないでしょうか。1つ例を挙げてみましょう。子どもがおやつを食べている時、大人が「おいしい?」と聞くと、子どもから「おいしいよ」「ママも食べる?」と返答がある時です。或いは言葉でなくとも、大人の方を見てうなずいたり、身振りで反応をくれた時もそうです。また、大人と子どもが関わるに際して言われる事で、「多く話しかけましょう。」「新しい事をどんどん経験させましょう。」「失敗から学びましょう」や「自由に遊ばせましょう」「集団に早く入れましょう」「嫌いなもの我慢して食べさせましょう」などがあります。これらの事は、子どもの発達に良い影響を与えるとされています。通常、こうした子どものやり取りは、大人と子どもの双方がやり取りの意味を理解できるという前提が必要だと言えるでしょう。意味を理解していると、大人は子どもの反応・行動を予測する事は可能になりますし、子どもも大人の予測通りに行動できます。その結果、大人も子どももコミュニケーションがとれたと感じられるのです。しかし、大人からの働きかけの意味を理解できなかったり、間違えて捉え混乱してしまい、大人が予測したものとは違う行動をとる子ども達もいます。そうなると、周りの大人はどうしていいのかわからず戸惑ってしまうのです。実際に、「落ち着いて話を聞いてくれない」「何度注意しても同じ事を繰り返しやってしまう」「沢山話かけているけど、話を聞いてくれない」「発声がはっきりしなくて、一緒に練習しているけど一向に良くならない」など言葉に関する相談は多く寄せられます。遊びに関しては、「誘ってもいつも1人で遊んでいる」「遊びが終われず、次の行動に移れない」「すぐおもちゃの取り合いになる」や、食事に関して「偏食で何を出していいのかわからない」「落ち着いて食べてくれない」「他の人のものを勝手にとってしまう」などの相談も挙げられます。子どもとのかかわりで、年齢に応じた原則的な事こそありはしますが、いつでも誰にでも当てはまるという正解はないでしょう。その都度その都度変わるものです。子どもに関わる大人は、まずその事を念頭に置いておく必要があるでしょう。