パリパリ感演出に使われるピザパイ専用包材

2022年8月11日 オフ 投稿者: admin

食品包装は基本的に外部環境に影響されやすいものを扱っていますが、とりわけ空気中の酸素や水蒸気、さらに紫外線などの対策が重要とされています。また、食品自体に含まれる水分その他の成分が外部の要素と結合して変質を招くことから、それぞれの食品特有の対応も求められてきます。たとえば、水分を多量に含むピザパイなどは通常の乾燥剤使用によるゆっくりとして水分吸収ではダメで、焼き上がり後早めに水分吸収することでピザ特有のパリパリ感をアピールしたい食品の一つです。このような目的によく使われる手法が、「水分調整シート」を包装材の内面に貼りつけたり、包装自体を「吸湿性ダンボール」と呼ばれる包材を活用することです。また、ピザパイ専用のカートンなどには「吸水ポリマー」も活躍しています。